残念ながら、第6波の猛威が収まり切らず、“マン防”が3月下旬まで継続されて、残念な状況が続いております。
このような状況下でも、“アイディア次第”で独自の勝負している方もいらっしゃいます。
今回は、私が“見聞きしたアイディア”をご紹介させていただきます!
実はこのビジネスモデルは、コロナ禍が始まる前から始まっていて、当時は“サブスクの成功例”として紹介されていました。
起業されたのは、お若い女性、ご自身エステの利用者だったそうです。エステは通常エステシャンに施術をお願いするので、一回数万円掛かるそうですね。
この起業家は、“マシンさえあれば、自分で出来るのでは?”と考え、エスティシャン無しの“セルフエステ”の会社を起業。広い部屋は必要なく、マシンが置ける小さな部屋を多数用意し、その料金を“9800円定額(金額は不確かです)”に設定、成功を収めたそうです。
そんな時、コロナ禍が始まったのですが、“ヒト(エステシャン)と接しない”ことが功を奏し、更に人気が上昇したそうです。
ここまでは、ある意味“想定内”と評価されていますが、この起業家は次の一手に踏み出しました。
それは、“自宅でエステ!” Stay Homeが叫ばれる中、“セルフエステ”で好評を得たマシンを、自宅へ貸し出すビジネスを開始。こちらも定額で、お店に貸し出す料金の約倍額、2万円弱の定額に設定したところ、これも大当たりになったそうです。
誰でも即参入できる領域ではないものの、アイディア次第でビジネスのチャンスはあるんですね!
コロナ禍で飲食店が苦戦を強いられる中、“焼肉屋さん”が好調だそうです。理由は、その強力な“換気装置”。
コロナ禍が始まった当初、様子が分からないまま“緊急事態宣言”が発せられ、多くの飲食店が休業に追い込まれました。この時、行動を起こした“お寿司屋さん”が我が家の近所にありました。
いわゆる昭和のお寿司屋さん、カウンターが15席程、テーブルも10台以上ある、大きなお店でしたが、今の経営者は10年ほど前に“居ぬき”で始めたそうです。
この経営者、“休業”になった瞬間に“店舗の大改修”を敢行! “大空間のテーブル席”を、“半個室タイプ”に改装し、更に、“焼肉屋さん並みの換気装置”を設置したのです。お寿司屋さんですから、テーブルで火を使うことはほとんどないので、焼肉屋さんにありがちな“集煙カバー”はありません。見た目は、“細い管が天井から一本”というイメージ。でも、その換気能力は、正に“焼肉屋さん”。
もともと繁盛店でしたが、今は予約が取りにくい“人気店”となり、家族連れに喜ばれています。
なんでも“ネット販売”が持てはやされるこのご時世ですが、“1万円の腕時計の自動販売機”が好調とか!
“1万円の時計なら、ネットか店舗に行くんじゃない?”と思いますよね?
でも利用者は、“今のご時世、ヒト(店)とは接したくない。かと言って、ネットでは質感が分からない”
そう、この自動販売機には、ちゃんと“商品が展示”されているんです。
飲食が制限され、ショッピングでも気分転換が難しい今、“1万円”という商品設定も絶妙なんでしょうね!
“それは無理だろう????”という先入観、それを乗り越えれば、“アイディア”となり、新たな“ビジネスチャンス”となりえる、実際にそれを実践しているのを拝見するにつれ、“勉強”になります!