第35回 師走

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12月も半ば過ぎ、2023年もだいぶ押し迫ってきて・・・・という状況ですが、昭和の時代から比べると、師走も随分と様変わりしましたよね!

今年はコロナ禍明け最初の年末・年始ですから、国内・海外とも旅行者は多くなるんでしょうね?海外でも“オーバーツーリズム”の問題が散見されるようですが、私は個人的には混雑している観光地よりも、自宅でノンビリ派です。

昭和の時代の年末・年始と、令和のそれを比較すると、全く違う部分が見えてきて面白いですね。その筆頭が、“スマホ”だと私は思います。

昭和の通信手段は電話か手紙。“年賀状”がその手紙の代表格でしょうが、今調べてみたところ、2021年時点でピーク時(2003年)の半分にも満たないようですね。確かに、“生存確認の連絡”であれば、SNSで事済みますからね!

昭和も後半になると“コンビニ”が出現してきました。それ以前は、年末に向けて各商店は“庶民の正月の台所を賄う”べく、頑張りましたが、年明けに営業しているお店はありませんでした! 部屋を暖かくして“箱根駅伝(これは変わらぬ風物詩!)”を見ていると、食べたくなるのがアイス! 正月三が日中は、アイスを調達するのも難しい時代もありました。

3つ目の違い・・・・気温でしょうか?私は関東しか住んだことがないのですが、“昭和の冬”は、普通に氷が張り、霜柱が立ちました。小学校への通学は、そういったものを踏みつけながら歩いたものです。昨今は12月になっても“最高気温は20度!”という日があり、“小春日和”を飛び越して“小夏日和(そんな言葉、ありません!)”かと思う様な日もあります!

別に昔を思い出して感傷にふけっている訳ではありません。年賀状にしろコンビニにしろ、それは時代背景により変化して来たものですから、“あった方がいい、無い方がいい”という、二者択一の問題ではありません。

ただ一つ言えるのは、生き残るのは“変化に対応できるモノ”ということです。それは当然普段の生活、仕事にも言える訳で、我々のような大家は、入居者様のライフスタイルの変化に対応出来るサービスの提供がそれに当たります。

インターネット環境の整備は当然、今時は“宅配ボックス”でしょうし、将来的には“24時間ゴミ出しOK”と言うのも考えて行かなければならないと思っています。

今回は、年末ということで、短めに!

皆さん、ちょっと早いですが、“良い御年を!”